Web2.0カンファレンスの「Web2.0」の使用をめぐって、O'Reilly社は、かなり微妙な立場に立たされている。
アイルランドの非営利団体「IT@Cork」が、"Web2.0 Half Day Conference"という名称を使おうとしたところ、O'Reilly側は、すぐに法務からレターを送付、商標侵害の恐れがあるとしてカンファレンスの名称を変更するよう要請した(参照 レターのコピー1)。
これに対してネットコミュニティが大反発、結果、O'reilly側は、今年に限って名称の使用を認めることになった。(参照 レターのコピー2)また、先方と話をすることなく、レターを送付したことを後悔している、とブログで一部非を認めている。
しかし、そもそも「Web2.0」というコトバの使用を認める、認めないというレベルの話ではないのではないか、というのが、この議論の中心である。
O'reilly側は、カンファレンスに関連する場合だけ、Web2.0の使用についての権利を主張したいようだが、そもそもWeb2.0の定義もあいまいなところで、発明した技術でもないものの商標を主張されても、というのがだいたいの反応である。
もちろん、O'reilly側は、Web2.0のカンファレンスでの大きな収益を守ろうとして、こういう行為に出たことは想像に難くないが、こういうことで、一気に「Web2.0」というコトバの価値が大暴落して、別の「オープンソースなコトバ」へと移行していくのか?
「旅行中」のTim O'reillyはいまだに沈黙を守っている。















