夏になるとニューヨークでは、暑さを紛らわすために、変わったことを思いつくという話を昨夏にいくつか掲載したが、これは、そのレベルを大きく超えた壮大な話だ。
なんと、この夏、ニューヨークに4つの人工的な滝を出現させようというのだ。
アートプロジェクト"The New York City Waterfalls"は、デンマーク出身でベルリン在住のアーティスト、オラファー・エリアソン(Olafur Eliasson)氏のプロジェクトで、マンハッタン島の東のイーストリバーに4つの人工的な滝を作り、6月下旬から10月まで公開するというもの。
オラファー・エリアソン(Olafur Eliasson)氏は、ロンドンのテートモダン美術館に「太陽」を出現させたアーティストとして知られ、今度は、NYCに滝を出現させる。
以下の写真は、アートプロジェクトのサイトからのもので、滝の絵はイメージである。
(NYC滝:ブルックリンのPier4と5の間)
(NYC滝:ブルックリンブリッジ下)
(NYC滝:ガバナー島)
(NYC滝:マンハッタン島Pier35)
4つの滝のうち、1つはブルックリンブリッジのアンカレッジに設置される。滝の高さは、27メートルから一番高いもので36メートルに達し、高さとしては「自由の女神」に匹敵するという。
(地図:The New York City Waterfallsが出現する場所)
期間中は、水上タクシーやサークルラインダウンタウンフェリーで滝めぐりの遊覧コースも登場する予定だという。滝の設置の経済効果については、一説には、5500万ドルの経済効果があるという。夜にはLEDによるライトアップもある。
暑いニューヨークの夏に、人工的な滝を出現させるなんて、アートを愛するニューヨークならではの話だ。
なによりも、美術館という閉じられた空間ではなく、都市という開かれた空間に、アートを出現させることで、都市や環境について、ふと通りを歩いているときに想起できるというのは、アートのアートたる所以に思える。
ぜひ、この夏には、滝を見にニューヨークに行ってみたいものである。
なお、MoMAでは、6月末までOlafur Eliasson氏の回顧展を開催している。
The New York City Waterfalls
nywatertaxi Gateway to America 1 hour harbor tour - New York Water Taxi The New York City Waterfalls
Circle Line Downtown "The New York City Waterfalls" by Olafur Eliasson
MoMA.org | Exhibitions | 2008 | Take your time: Olafur Eliasson
Olafur Eliasson: from sun and rainbows to waterfalls - Times Online
B3 Annex: NYで一番クールなベンチ?! "The Bench"(2007年8月22日)
B3 Annex: Jack Spadeの即興ファッションショー@NYCブライアンパーク(2007年9月23日)







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