ロンドンの市内を走る赤い2階建てバスは、ロンドンのシンボルのひとつである。ルートマスターの愛称で知られるタイプは、低速で走っている際にはリアから飛び乗ることもできたが、現在ではワンマン運転のタイプになっているという。
ロンドン交通局は今年7月、"New Bus for London"コンテストを行い、先週その結果を発表した。
第1位になったのは、2グループで、ひとつは、ボンドカーでも知られるアストンマーチン社とFoster+Partnersによる作品。
もうひとつは、デザイン会社のCapoco Designによる作品。いずれのグループも、賞金2万5000ポンド(約330万円)を受けとる。
(1位となったアストンマーチン社とFoster+Partnersによるデザイン)
アストンマーチングループの作品は、2階建てバスを未来型にしたデザインで、ルーフトップには光を取り入れられるソーラーパネルを設置。また、車椅子での乗車ができるような工夫もある。
(同じく1位になったCapoco Designによるデザイン)
Capoco Designによる作品は、いささか未来っぽさには欠けるが、エコ対策は当然されている。
2つのデザインとも、ルートマスターの特徴だったリアからの乗り降りを可能にしているという。
コストがかかり過ぎるのではないかという批判が一部ある中、同率1位の2つのデザイン案を最終的にどのようにまとめあげるのか、興味深い。
50台程度のプロトタイプが2011年には登場し、2012年のロンドンオリンピックには大々的に、ロンドン市内を走行することになるという。
ロンドンのシンボルともいうべき2階建てバスのデザインをコンテストという形で実施することは意義深い。コンテストには世界中から700もの応募があったという。
今年春に紹介した、「イギリスの新コイン」といい、今回の2階建てバスといい、シンボリックなもののニューデザインはみんなから募集するというのはイギリスの戦略の一つといえそうだ。
BBC NEWS - Aston Martin designs Routemaster
21st Century Routemaster moves closer as Mayor unveils winning designs | Transport for London
Design | A New Bus For London | Transport for London


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