世界最大の企業ウォルマート。鳴り物入りで2002年に西友と資本提携する形で日本に進出したが、西友自体はあまり芳しくないに思える。しかし、本国アメリカでのWal-Martの力は絶大だ。
アメリカPBSが最近放送した「Frontline: Is Wal-Mart Good For America?」がオンラインで見られる。
世界最大の企業となったウォルマートは、製造業者よりも発言力を持ち、価格を意のままにし、安い労働力を求めて中国市場に向かうことを、納入業者に要請し、結果、アメリカの消費者は安い価格の商品を手にすることができるが、それは本当にアメリカのためになっているのか。
約10分づつの章立てで5章、約50分。グローバリゼーションと消費社会を考える上でもぜひ。
それにしても、これまでに放送されたFrontlineのうち、40本以上がオンラインで見られるというのは、ちょっとした驚きだ。最近評判になったのは、"rumsfeld's war"と"the choice 2004"らしい。