A VCに掲載されていた「メディアの未来」(Future of Media)の4つの法則が興味深い。
1)マイクロチャンク化せよ(コンテンツを最小単位にまで切り分けて提供せよ)
これはiTunesにおけるアルバム単位ではなく楽曲単位での提供に見られるように、たとえば、デジタルブックなどでもページ単位、章単位での購入を可能にせよ、ということ。テレビ番組をエピソードごとに販売もこの法則に合致することになる。
2)フリー化せよ(コンテンツを囲い込んだり、ひも付きにしない)
Information wants to be free!
3)シンジケート化せよ(誰でも自在に持ち出して、提供できるようにする)
RSSやPodcastingが好例。
4)マネタイズせよ(コンテンツを貨幣化できるようにし、トラッキングできるようにする)
Feedburnerでは、RSSフィードにAdSense広告を入れたり、Amazon IDを挿入することで、自分のRSSフィードが流通することで、キャッシュインできる仕組みを提供している。
主にRSSの使われ方について、4つの法則を思いついたようだが、そのRSSも、ウエブにトラフィックをもたらすものとしてではなくて、RSSそのものとして消費されることになるとしている。つまり、RSSがただタイトルだけだったりすると、誰も見ない、むしろ、RSSフィードの中にコンテンツをまるごと入れておいた方がいい。
一方で、個人的には、RSSフィードをFireFoxに登録しすぎて、見る時間がなくなっているのも事実...。
ところで、すっかり旧聞だが、Feedburnerの日本展開が12月開始と発表されている。日本のパートナーはGMO関連会社。
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