フランス政府がバックアップする24時間ニューステレビ局"France24"が6日(現地時間)夜、スタートする。
6日にはまず、英語、フランス語、アラビア語によるウエブサイトがオープンし、テレビ放送は24時間後に開始するという。
6日(現地時間)の夜8時29分からライブストリーミングが開始され、フランス大統領ジャック・シラクのインタビューなどが流れる予定だという。
テレビ版のFrance24は、翌7日(現地時間)の夜8時30分からスタートし、衛星やケーブルによって欧州、中東、アフリカ、ニューヨーク、ワシントンDCなど、およそ90か国7500万人が視聴可能となる。
CNNやBBCさらにはアルジャジーラがそれぞれの国や地域のものの見方を世界中に伝えている中で、France24は、フランスの視点を世界に発信することを最大の特徴としている。
フランスによるニュース局の構想は10年以上前からあったといわれるが、イラク戦争前の2002年、米英対して距離を置くフランスが、その声を世界に届けられなかったという認識から、にわかに具体化したという。
国がバックにつくことで報道内容に大きく影響があるという声があるのは確かだが、まずは、さまざまなものの見方が伝えられることに、期待したい。
(France 24のプレ・サイト)
(France 24のサイトイメージ プレスキットより)
CNN, BBC, Al Jazeera...and France 24? - Business Week
France 24 brings Gallic touch to all-news television - International Herald Tribune
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