先週の日曜日に出たNew York Times Magazineのアイディア特集が面白い。
12月も半ばなので、さまざまな2006年回顧企画が出ているが、"The 6th Annual Year in Ideas"は、アメリカがアイディア立国であることを思い起こしてくれる。
74ものアイディアがあるがいくつかを拾ってみる。
("The 6th Annual Year in Ideas")
The Ambient Walkman
これは、外の音に反応した環境音を聞かせる「ウォークマン」。音楽を聴くと環境と切り離されてしまうし、現実の音はあまりに味気ないということから生まれた。工事現場の音も、なんだか趣きのあるアンビエントサウンドに変えてくれるという。
Reverse Graffiti
グラフィティのリバース版。つまり、汚れた壁などの一部を綺麗にすることで、グラフィティにするというもの。
Workplace Rumors Are True
仕事場での噂話は本当だということについての研究。仕事場では、噂を聞いた人は次に伝える場合、常識やこれまでの知識などで、ある程度の事実確認を意識的/無意識的にするので、噂はおおむね本当だという。
Smart Elevators
従来のエレベータの非効率を解消するスマート・エレベータ。かごに乗って行き先のボタンを押すのではなくて、あらかじめ行き先をパッドに入力すると、どのエレベータに乗るべきか、アルファベットで案内される。そのエレベータは、9階なら9階に行く人がまとまって乗るというもの。ニューヨークのマリオット・マーキーズホテルに設置されている。
これはほんの一部。ぜひ、サイトで見ることをオススメしたい。
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