twitterは、いま自分が何をしているか、をリアルタイムで伝えるコミュニケーション・サービス。
インスタント・メッセージ(IM)で、自分のハンドルの脇に○○@いい天気、とか●●@××にハマリ中、みたいなのを書いたりするが流行ったが、それだけを取り出して単独のサービスにしたと考えればわかりやすい。
自分がいま何をしているか、ケータイのSMSや、メールでtwitterに送ると、自分のコミュニティや、広くtwitter全体に知らせることができる。
(twitter.com パブリックタイムラインでいま何をしているのかわかる)
twitterは、今年初頭ぐらいから盛り上がりはじめ、先週のテキサス・オースティンで行われたSXSWあたりで本格的にブレイクし、いまやWall Street Journal紙に記事まで出る盛り上がりぶりとなっている。
また、twitterとGoogle Mapsをマッシュアップした"twittermap"も登場。誰がどこで何をしているか、検索することもできる。
(twittermap 誰が何をしているのか地図上に表示できる)
IMでの、オンライン/オフラインかという情報は、ステータス情報としては、ミニマムでアンビエントなレベルだが、居場所、さらには何をしているか、どんな気分か、を入れていくと、ステータス情報でありながら、「さえずり」という名前とはうらはらにかなり「声の大きい」情報になっていくように思える。
WSJの記事では、twitter中毒な女性が取り上げられているが、"Creating Passionate Users"ブログでは、常にオン状態を求めるネットサービスの問題を指摘している。
日本でいえば、「友人」の状況や自分のエントリーへのコメントなどが気になる「mixi中毒」に似た状況だろう。
私たちは、新しいサービスによってもたらされる「つながり感」といったものを歓迎しがちだが、それがはたしていいことなのか、時には考える必要があるのかもしれない。
Friends Swap Twitters, and Frustration - WSJ.com
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