Wall Street Journalは、米3大ネットワークのCBSは、MSN、AOL、そしてJoostに番組提供をすることを、早ければ、
12日(現地時間)にも発表する、と伝えた。提供されるのは、"NCIS"、"CSI: Crime Scene Investigation"、夕方ニュースの "Evening News with Katie Couric"そして、いくつかのスポーツ番組になる見込みで、番組は、無料広告モデルで提供されるという。
CBSは、また、2月に発表された、NBC Universal-News Corp.のジョイントベンチャーにも番組を提供することを交渉中という。(CBSは元々、このベンチャー会社の発起会社に参画する話し合いをしていたが、発起会社への参加は見送っている)
番組提供サイトでの広告による収入のうち、CBSは、90%を取得することを、配信パートナーに要求しているという。
CBSは、すでにYouTubeへの番組一部提供を行っているが、広告収入の分配や、非認可映像の取り下げ問題で、YouTubeとは多年度契約には至っていないという。
CBSは、昨年の秋より、看板報道番組の"60 Minutes"をYahoo!に独占的に提供しているほか、自社サイトでも、多くの番組を無料広告モデルで提供している。
いずれにせよ、CBSは、コンテンツホルダーとしては、至極真っ当な、エブリウエア戦略を提示しており、今後、ほかのテレビ局が同様な戦略を取るのか、注目される。
(CBS.comでもドラマなどのネット提供を行っている)
CBS's Web Reach to Grow - WSJ.com (要・有料登録)
60 Minutes Exclusive on Yahoo! News
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