異例のリリースで電池の持ち時間をアピール
iPhoneの発売については、日本からは、指を加えて見るしかない現象になっていることは極めて残念だが、Appleは、18日(現地時間)、iPhoneの電池の持ちについてのプレスリリースを出した。このタイミングで、追加的なリリースを出すのは異例である。
それによると、連続通話時間は、1月の発表時の5時間から8時間に伸び、また連続音楽再生時間は、16時間から24時間に伸びている。また、これまで発表されていなかった待受時間は250時間としている。
電池の持ちが弱点とされていたiPhoneだが、発売間近に弱点の一つを減らしたことになる。
さらにリリースによれば、iPhoneの表面は、当初のプラスチックから、傷につよい"optical-quality glass"に変更したという。
(iPhoneの電池の持ち時間 Appleのリリースより)
恩恵はAT&T 打撃はT-Mobile
Apple自身が、hypeを維持するリリースをする一方で、アメリカメディアも、iPhone関連記事が多く登場している。
15日付けのWall Street Journalには調査会社M:Metricsによる調査結果が掲載されており、
それによると、iPhoneの購入に高い関心を持っている人は全米で1900万人おり、携帯電話利用者の9%に当たるという。
また、iPhoneの購入を考えている人の3分の2は、AT&Tの顧客ではないが、iPhoneを入手するために、キャリア変更をしてもいいと考えているという。一方で一番打撃を受ける可能性の高いキャリアは、T-Mobileであり、実に顧客の12.5%がiPhone購入に高い興味を示しているという。
これらの人々は、T-MobileからAT&Tへとキャリア変更する可能性が高いことになる。T-Mobileは全米のキャリアの中でも18歳〜24歳層が多い。
Appleは、来年終わりまでに1000万台のiPhoneを販売したいとしているが、iPhoneの恩恵を本当に受けるのは、AT&Tなのかもしれない。
欧州では苦戦? キャリアが反発
一方で、vnunet.comによると、今年の第4四半期に発売が予定されているヨーロッパでは、Appleの傲慢な姿勢に、どんなに魅力的な商品であってもiPhoneは販売しないとするキャリアが複数あるという。一説には、キャリアに頼らずに、店頭でのSIMカードなしで販売するしかないのではないか、という声もある。
ただし、アメリカでの販売実績次第では、ビジネスチャンスをみすみす逃すようなことはしないのではないか、と思う。
iPhoneを買ってシーフードを食べよう!?
チャンスといえば、iPhoneのCMに一瞬だけ電話番号が登場したサンフランシスコのレストラン"Pacific Catch"には、CM登場以来、毎日100件以上の電話があるという。
実際に存在する電話番号かどうか確認する電話が多いというが、なかには、アフリカからの電話やiPhoneの詳細について聞く人もいるという。
魚介料理レストラン"Pacific Catch"のサイトには、iPhoneのCMの動画が掲載されている。
iPhone購入の記念に、ここで食事するなんていう人も現れたりするのだろうか。
iPhone Delivers Up to Eight Hours of Talk Time - Apple.com
Is iPhone AT&T's Magic Bullet? - WSJ.com(要・有料登録)
「iPhone」を知っている米国携帯電話ユーザーの14%が強い購入意欲:ITpro
A Few Details of the iPhone Galvanize the Apple Cadre - New York Times
iPhone Exclusively from AT&T and Apple - AT&T, formerly Cingular Wireless
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Posted by: iuloewd | December 16, 2011 at 05:10 PM