毎年恒例のTime誌の"Person of the Year"は、ロシアのプーチン大統領に決まった。
(Time誌の"Person of the Year"はプーチン大統領)
ウラジミール・プーチン大統領は、任期満了となる来年5月に大統領を退任し、後継者として、42歳のメドベージェフ第1副首相を指名した。プーチン自身は大統領退任後も、首相に就任する見通しだという。
Time誌では、「ロシアが国民国家として成功した場合、その成功は、一人の男に負うところが大きい。その男とは、ウラジミール・プーチンである」という書き出しでプーチン大統領を紹介。
「ベルリンの壁の崩壊とソビエト連邦の消滅とともに、ロシアはアメリカ人の意識からは遠ざかっていた」間に、
新しいリーダーシップで、ロシアの安定化を進め、ロシアを大国として再生させたとして、"Person of the Year"に選出したとした。
なお、注目のアル・ゴア氏は、ハリー・ポッターシリーズの作者のJ・K・ローリング氏、中華人民共和国の胡錦濤・国家主席らとともに次点となった。
ちなみに、次点となったアル・ゴア氏の評伝については、U2のボノが執筆している。
2007年、アカデミー賞、エミー賞、ノーベル平和賞と名だたる賞を総なめしたゴア氏だが、地球温暖化についてまだまだ行動が伴わない事態については、「自分の失敗であり、みんなの失敗でもある」とインタビューで答えている。
なお、今年は"Person of the Year"の企画が始まって80年ということで、特設サイトもできている。
("Person of the Year"の80年)Choosing Order Before Freedom - Person of the Year 2007 - TIME
Al Gore - Person of the Year 2007 Runners Up- TIME
The Gore Interview - Person of the Year 2007 Runners Up- TIME
Comments