64色あるクレヨンの元祖ともいうべきCrayola 64 Boxは、4月10日に誕生してから50周年を迎えた。
(50周年記念のCrayola 64)
Crayola 64 Boxは1958年に登場以来、アメリカの子供たちにとっての必須アイテムとして親しまれ、これまでに2億ケースが発売されたという。
豊かなアメリカを象徴するような64色もあるクレヨンは、子供心を強く捉えたのを今でも覚えている。
50周年を記念して、全米の子供たちが、色に新しい名前をつける2万人規模のコンテストが行われ、8つの色に新しい名前がついた。その8つは以下の通り。(かっこ内はこれまでの名称)
-awesome (wild watermelon)
-giving tree (screamin' green)
-famous (hot magenta)
-fun in the sun (wild tangerine)
-best friends (orchid)
-super happy (laser lemon)
-happy ever after (turquoise blue)
-bear hug (beaver)
(新しい8つの色の名称 Crayolaサイトより)
こうしてみると、果物や植物が敬遠され(wild watermelon、wild tangerine、laser lemon、orchid)代わりに、
awesome(最高!)、famous(有名)、best friends(親友)、super happy(スーパーハッピー)といった気分や関係性を
表す言葉が採用されているのがわかる。これも時代の趨勢か。
ちなみに、64色の中でもっとも人気のある色は、青(blue)だという。
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