United Airlineは今後、アメリカ国内線や国際線の一部で、エコノミークラスでのスナックや機内食を有料にするという。
9月2日から、国内線の一部で、これまで無料で提供されていたクッキーなどを廃止し、有料スナックを拡充する。また、10月からは、国際線の一部で、機内食を有料とし、7ドルから9ドルで販売する、という。
燃料高騰の影響による、航空会社のコスト削減は、機内食にまで及んだ形だ。
その一方で、Unitedは、ホテルチェーンのWestin Hotels & Resortsと提携し、Westinブランドの枕やブランケットをファーストクラス、ビジネスクラスで提供するという。さらに、ニューヨーク、ロサンジェルス、サンフランシスコの3都市の空港のファースト、ビジネス向けのラウンジもWestinがリニューアルし、より快適な空間の提供をめざす。
空の旅でも2極化は確実に進んでいる。
しかし、個人的に気になるのは、むしろ今週はじまったAmerican Airlineの機内Wi-Fiサービスだ。
Gogoと名づけられた機内無線LANサービスは、現在、ボーイング767-200が就航している3つの路線、New York - San Francisco、New York - Los Angeles、New York - Miamiで12.95ドルで提供されている。なお、Skypeの利用はできないという。
同様のサービスは、デルタ、Virgin America、コンチネンタル、サウスウェスト、JetBlue、アラスカ各航空でも計画されているという。
上空3万フィートでのネットサーフは、ぜひ一度試してみたいものだ。
United Airlines to Charge Up to $9 for Snacks - WSJ.com
Comings and Goings - United and Westin Open New Lounges - NYTimes.com
American Airlines turns on in-flight wi-fi - Times of London
Delta, Continental, Southwest, JetBlue, Alaska and Virgin America -SF Gate
American Ushers in WiFi-Friendly Skies | Autopia from Wired.com
Comments