ニューヨークのParsons New School for Designといえばデザインやファッションの名門として知られているカレッジである。このParsonsがインターネットで「有名」になる方法を教える授業を行っているという。
current tvの番組によると、"Internet Famous"という授業では、毎週、クラスで誰が有名かを競い、そのために生徒たちは、さまざまな方法で、インターネットフェイマスになるために、奇天烈な動画をアップしたり、ブログを書いたりしているという。クラスでは、それぞれがどれだけ有名かを評価するプログラムを導入し、その結果によって毎週、生徒が表彰される。
デザインやファッションでは、自分の作品をどれだけ多くの人々に見てもらえるかは、クリエイターの戦略として大切である、と思おうとしたが、あまり腑に落ちていないのが正直なところだ。
これでは、毎週の授業が、リアリティショーになってしまってはいないか。
やはり、授業でどう有名になるか、を教えるというのは、私としては、何かの一線を越えてしまっているように思う。それとも、これは新しい「読み・書き・そろばん」なのだろうか?
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