ロンドンのLiverpool Street Station前の路上でマイケル・ジャクソンの生涯をトリビュートするFlashmobが、26日午後6時(現地時間)行われ、大勢の人々がマイケルのヒット曲を一緒に歌い、踊り、お互いにその姿を撮影しあって、King of Popの早すぎる死を悼んだ。
Flashmobは、ネットを通じて情報を知った人々が、公共の場に一瞬にして集まり、群集としてある行動を行うものだが、マイケルの死を悼み、Moonwalk Flashmobが26日の午前中に、急死の報を受けて呼びかけられた。
このMoonwalk Flashmobはほんのジョークから始まったという。最初に思いついたRobは、Twitterに、「きょう午後6時にLiverpool Street Stationで大勢でMoonwalkを踊るイベントが企画されているって言ったら信じてもらえる?」とメッセージを送ったところ、これがReTweetされ、そのうちに、後半の、問いかけ部分が取れ、「きょう午後6時にLiverpool Street Stationで大勢でMoonwalkを踊るイベント」となったという。イベントのオーガナイズは、Milo Yiannopoulos氏が買って出て、夕方には、数百から1000人規模の人々が集まった。
あまりに多くの人々が集まり、Moonwalkを踊るどころではなくなったが、Bille Jean、Thriller、Badというマイケルのヒット曲にあわせて大勢が一緒に歌い、踊った。そして、その光景は、ビデオや写真に収められ、YouTubeやFlickrに公開されている。
ロンドンでのFlashmobについては、マーケティング的アプローチで、T-Mobileが積極的に行い、それについてはB3 Annexでも取り上げたが、今回のMoonwalk Flashmobについては、マイケルへのトリビュートとして自然発生的に起こったもののようだ。
ことの顛末については、結果的に言い出したことになったRob Manuel氏のブログに詳しい。
@yiannopoulos
Flash mob stages moonwalk tribute:guardian.co.uk
Billie Jean - Michael Jackson Moonwalk Tribute Flashmob, Liverpool Street, London:YouTube
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