小沢健二の2010年のライブを収めた「我ら、時」をネットで買った。本とか写真とかいろいろ入ったパッケージ。そして、CDが3枚。2年前、いろいろ奮闘して駆けつけたライブだったから、これは嬉しい! まさか、あのライブがCDになるなんて考えもしなかった。(ちょっと高いけど)
で、聞きはじめた。最初は、会場が真っ暗で始まったんだっけ、なんて、思い出しみたり。そして、会場のラブリーな歓声。そっか、自分もここにいたんだ、って改めて思い出す。ヒットした数々の曲とか、合間に入るニューヨークの停電の話とかね。
でも。
何か、世の中のトーンというか位相が変わってしまったんだ、としみじみ思う。2010年から2年の間に、いろいろあった。世の中的にも、自分的にも。
だからこそ、この幸福の絶頂のような音源がとても貴重に思えるのだ。
そして、ありきたりだけど、僕たちには、今を一生懸命生きるしか道はないんだ、ってことを思う。
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