未曾有の建設ラッシュといえば、中東のドバイのものと勝手に思い込んでいたが、どうやらロシアでも起こっているらしい。
世界的な建築家Norman Foster氏の次のプロジェクトは、モスクワ市内の"Crystal Island"というもので、世界最大の建築物という。
高さは450メートル、総面積は2700万平方フィート(約251万平方メートル・東京ドーム53個分!)、収容人数は3万人。アパートが900戸、ホテルが3000室。映画館や美術館、学校もできるという。総工費は40億ドル。
("Crystal Island"想像図 courtesy of Foster + Partners)
("Crystal Island"想像図 courtesy of Foster + Partners)
なによりも、その異様な概観に圧倒される。早くもモスクワのクリスマスツリーと言われているらしいが、むしろ聖ワシリー寺院に通じるものがあるように思える。
建設予定地は、モスクワ市内のクレムリンか7.5キロの位置でモスクワ川に面しているナガティノ島(Nagatino Peninsula)の一角。
忌まわしい冷戦とソ連邦の崩壊を経て、ロシアの大いなる復活をアピールするこの建設プロジェクト、完成は6年後の2014年予定だという。
Foster plans world’s biggest building - Times Online
World’s biggest building, Crystal Island, to be constructed in Moscow - Pravda.Ru