20年前にLive Aidを深夜のフジテレビで見たのを覚えている。フィル•コリンズがアメリカとイギリスで演奏し、それを世界中の人々が見ているということに、少なからず興奮した。
20年後のLive 8。アフリカの飢餓へのアウエアネスというテーマについては、問題を単純化しずぎているという声もあるが、ポップカルチャーとしては、巨大な「祭り」であることには変わりはない。しかし。しかし、なぜ、日本ではCSでしか放送しないのか?
インターネットではAOLがネット中継しているが、もはやテレビでの世界同時体験というのはありえないのか?
イギリスのブロードキャスターは、BBC、アメリカはMTV。
20年前には、体験できた「祭り」に、メディア時代に簡単には、「体験」できない矛盾。
20年前と違って、東京(正確には千葉/幕張メッセ)も会場となったが、今ひとつ盛り上がりに欠いたようだ。NYtimesはかなり辛口に書いている。
http://www.nytimes.com/2005/07/03/arts/music/03live.html?hp
BBCも千葉/幕張メッセは、キャパの半分しか入らなかったと報じている。
http://news.bbc.co.uk/2/hi/entertainment/4641999.stm
一週間後の7月10日に、2時間のダイジェスト版が地上波フジテレビで放送される。