Jason Calacanis氏といえば、Engadgetを擁するWeblogs IncをAOLに売却して手に入れたNetscape General Managerの座をAOLのCEO辞任を契機に、離脱した起業家だが、早くも「復活」した。
新しい肩書きは、Sequoia CapitalのEntrepreneur in Action (EIA)というもの。
なんと、GoogleやYouTubeに出資したベンチャーキャピタル(VC)での職を手に入れた。Entrepreneur In Actionとは、VCにもたらされるさまざまなビジネスプランを読み、意見を言うというもの。また、Sequoiaの出資による新しい会社を立ち上げることが確実視されている。。
Jasonといえば、10年前のちょうど今ごろ、出来立てのコピー製本版"Silicon Alley Reporter"の創刊号をカートに積んで、Internet Worldの会場で配っていた姿を思い出す。
それから10年の間に、Silicon Alley Reporter、Weblogs Inc.、AOL(Netscape)、Sequoia Capitalと着実にステップアップしている。
Sequoiaという由緒正しいVCでの新しいベンチャーは、はたしてpodcastに関連したものなのか。おそらく、なんらかのメディア企業であることはほぼ間違いないだろう。
#それにしても、動きが早い。
Search Engine Strategies conferenceでの発表(mp3)