B3 Annex

Nike+Apple=最強タッグ

NikeとAppleは、スポーツと音楽の世界を結ぶパートナーシップを発表した。

最初の製品は、NikeのスニーカーがiPodと無線通信する「Nike+iPod Sport Kit」。これは、Nikeスニーカーに発信機を設置し、専用受信機を装着したiPodでその信号を受信するもので、これにより、自分の平均速度や目標タイム・距離に対しての自分の状況などをiPodが合成音声で伝えてくれる。
その後、走行データをiPodからマック／PCへと移行して、今後のトレーニング計画を練るなんてことも可能に。

世界でもっとも知られているアイコンの２つがコラボするなんて、衝撃的でカッコいい。

個人的には、Nikeの時計と発信機の組み合わせを使っていたことがあったり、世界初のチップを搭載したスニーカー「adidas 1」を買ったことがあったり、とスニーカー周りのハイテク化には、昔から随分と関心が高いので、この発表は楽しみ。

＃走っているときに時計で区間タイムがわかるのは、実は、しんどいし不便だった。その意味で、音声で伝えてくれるのは、理にかなっている。しかし、Nikeは自前のmp3プレーヤーはどうするんだろう。

Apple - Nike+iPod
http://www.apple.com/ipod/nike/

NIKE+
http://nike.com/nikeplus/

B3 Annex的トリノオリンピックの見どころ

というわけでトリノオリンピックが始まったわけだが、いくつかB3 Annex的視点でオリンピック関連ネタを。

オリンピックアスリートから"Apprentice"を探せ

好評のドナルド・トランプの"Apprentice"の次の次、第6シーズンの出演者を12人のオリンピックアスリートから選ぶというもの。五輪期間中受け付けるユーザーの投票により、"Apprentice"出演者が決まる。

なお、トリノオリンピック閉会式翌日に、第5シーズンがスタート。あいかわらず、巧妙なメディア戦略。

NBCOlympics.com - The Apprentice

Google Earthのトリノ高精度衛星写真

Google Earthでは、トリノオリンピックにあわせて、イタリア・トリノ地域の高精度衛星写真を追加した。
また、競技会場には、競技ごとのアイコンなども表示される。

Official Google Blog: Virtually Torino

競技会場KMZファイル（Google Earth必須）

Google Videoで、オリンピック動画

NBCOlympics.comは、Googleと提携し、期間中のオリンピック動画をGoogle Videoで提供する。
なお、日本からは、オリンピック関連動画は見られないようだ。

Google Video( owner:nbc_olympics )

Intel Viiv、オリンピック動画を提供

IntelもViivプラットフォーム向けに、オリンピック動画を提供する。競技のハイライト映像が、寝ている間にViiv PCにダウンロードされるというもの。

Business Weekの記事："From Torino, Your Digital Future"

オリンピックは、つねに新しいテクノロジーのショーケースとなってきた。
（アトランタ大会時に登場したIntelのInterCastって覚えている人、いますか？ 1996年、アトランタ大会でのInterCastを伝えるCnetの記事）

ウエブ技術がさらに展開するなかでの今回のトリノオリンピック、注目したい。

＜関連リンク＞

トリノオリンピック公式サイト　Torino 2006 - XX Torino 2006 Olympic Winter Games

「より速く、より高く、より強く」を感じるイベント

いよいよ、アテネオリンピックが始まる。
これに関連して、六本木ヒルズで一風変わったイベントが行われている（〜8/31）。
題して、「Impossible World Records〜不可能を超えた世界記録展」。
これはアディダスと六本木ヒルズのコラボレーションで生まれた企画展で、六本木ヒルズの敷地内に、さまざまな仕掛けがされているというもの。
「走り高跳び」の世界記録の高さにバーがあったり、走り幅跳びの世界記録のところに目印がされてあったりする。
要は、数字でしか知らない世界を、生活の中に置いてみて、あらためて、アスリートの記録を感じるというものである。

設置されている記録（写真つき）

テレビ観戦に疲れたら、見に行くのもいいかもしれない。

おまけ：ケータイで五輪情報をゲット(by NHK）