きょう付け(10月19日)の日本経済新聞に掲載されていたが、アメリカは、来年1月12日から渡航者に、事前に電子渡航認証システム(ESTA=Electronic System for Travel Authorization)への事前登録を義務化とするという。
これは、ビザなしで投稿する短期滞在でアメリカに入国する人は、渡航する72時間前までに、ESTAサイトで、名前やパスポート番号を入力するというもので、事前登録を怠ると、アメリカ入国を拒否される場合もあるという。
8月からすでにシステムは稼動しており、任意での入力を呼びかけているが、1月12日からは必須となる。
現時点では、ESTAサイトは英語のみ(10月中旬には日本語版ができるとアメリカ大使館サイトにはある)、また、パソコンからしか入力できない。
入力する内容は、ビザなしで渡航する場合に、紙のフォームに書くこととほぼ同じようだが、それにしてもである。入国時に指紋と顔写真が撮られるだけ不快だというのに、まだ手続きを増やそうとしている。
そこまでしてアメリカに行きたいか? とまで言いたくなる。(ときどき、行きたくなるけど…)
#だいたい、渡航者すべてがパソコンでインターネットやっているわけではないだろうに…。
米短期渡航者は登録を 09年から新制度 怠れば入国拒否に - NIKKEI NET(日経ネット)
B3 Annex: アメリカ入国時に、パソコンの中身を見られ、データをコピーされるかもしれない問題について(2008年5月17日)